株式会社ニット 本社所在地 東京都
業種 サービス業 総従業員数 322名
事業概要:バックオフィス系の業務（人事、経理、営業事務、資料作成など）をオンラインでアウトソーシングとして請ける「HELP YOU」の展開。
テレワーク実施概要：雇用上の規定 マニュアルにて規定・整備
テレワーク担当部署 全部署
テレワーク対象者 全社員
実施者数 322名
平均実施日数 月16回以上（概ね週4回以上）※フルリモート組織のため毎日実施
活用事例：ワーケーション×社会課題解決 in長野 おためしナガノ（https://otameshinagano.com/）に参画を決定。
10月～11月に、「ワーケーション×社会課題解決」として、社長とメンバー1名で長野へ行き、現地の自治体と協力しながら
雇用の創出・テレワークの導入支援などを実施。
・対企業：働き手をテレワークで出来る長野県内・外の人とを接続
・対働き手：雇用をテレワークで出来る 長野県内・外の企業とを繋ぐ
＋コワーキングオフィスの場も創出
・対自治体：長野県のブランディングアップへ貢献
・11月～12月は、長野の実績を元に、沖縄、東京、宮城などへも展開予定。
・その他テレワークの導入によって創出された社会的効果の事例
・外部の方も招いたイベント「バーチャル世界世界一周旅行」では最大1700人の視聴者を集客。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000059127.html
・子どもオンライン職場体験なども実施
・テレワーク制度の概要・特徴
日本以外に33か国で働くメンバーがいる。フルリモートかつ副業・複業もOK。
・テレワークの活用拡大や定着、効果的な運用のために工夫した点
・入社時にChatwork・Zoom・TimeCrowdのインストールを必須にし、安定したオンラインコミュニケーションがとれる体制
・信頼関係構築・組織活性化のため定期的にオンラインイベントを行っている。
・社員の働き方を「くらしと仕事」（https://kurashigoto.me/）というオウンドメディアで展開し、アドレスホッパーの社員、
海外で子育てしながら働くママさん、Iターンで大分にて介護をしながら、森林セラピーも行う女性など、枠にとらわれない様々なキャリアモデ
ルを定期的に公開。
・業務内・業務外のコミュニティを23個作り、「温かい繋がり」の中で心理的安全性を維持、またメンバーのノウハウの共有・新たなビジネスへ発展。
・テレワークでの長時間労働を防ぐための具体的な取組
TimeCrowd（https://timecrowd.net/about）という時間管理ツールで勤務時間を管理している。
全スタッフの勤務時間をマネージャー含め管理職全員が見ることができるため、長時間勤務をさせない勤怠管理の透明化を実行している。
また、1つのタスクに関して3時間以上TimeCrowdが動いていると、コミュニケーションツール「Chatwork 」で全メンバーに通知が届くため、
こちらも長時間労働の予防策に繋がっている。
テレワークの導入・拡大の経緯
5年前のサービス立ち上げ当初より、テレワークを前提に事業を推進し、現在も、322人全員がフルリモートでの事業運営をしているため、
人事制度、評価体系、育成計画など、テレワークでも業務が進められるように整備は充実している。
当社は、「未来を自分で選択できる社会をつくる」というビジョンのもと、会社を運営。
したがって、テレワークという働き方を通じて、旦那様の転勤があっても、お子さんが生まれても、介護の必要性があっても…
仕事を諦めることなく、仕事を継続できる環境を創りたいという想いで実施。
また、テレワークで仕事の時間やエリアは自由であり、副業に関しても創業当初より解禁している。多くのメンバーが副業も行って、自分らしい生き方をしている。
また、アドレスホッパー（特定の家を持たずに住む場所を転々とする）という営業メンバーもいる。人事はエルサレム在住。https://note.com/micakozawa/n/ncdd722378b95
総務省 テレワーク先駆者百選取り組み事例 URL https://www.soumu.go.jp/main_content/000723428.pdf から抜粋
